秋刀魚とワイン



今週で8月も終わり、いよいよ9月に突入ですね。1年が早い…
そんな中、秋の味覚、元?庶民のお魚代表、秋刀魚が出始めましたね!
今年はどうやら豊漁のようで、お値段も気持ち下がったかな?という具合。走りにしては身もしっかりとしていて良さそうです!
さて、そんな秋刀魚ですがワインが合うの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ちゃんと美味しく楽しめるマリアージュがあるんです♪
まずテッパンな相性のワインは写真1枚目の
●シラー 2022 ロルジュリル (赤ワイン) 1,590円(税別)
●シャトー・シフル・サンシニアン 2020 (赤ワイン) 3,000円(税別)
シラーはWA-KU wineタイムズの6月号でも紹介しておりますが、青魚との相性が抜群なのです。もちろん今回の秋刀魚にもバッチリです。そして、もう一つのサンシニアンも美味しいマリアージュ。こちらはさらに脂がのってきた時の方がベスト!ジューシーな秋刀魚の脂にも負けません。
この2本があれば全く問題ないのですが、ここで少し応用編。
秋刀魚にかける薬味の定番と言えば、やはり大根おろし!では、皆さんは醤油とポン酢、どちらを使いますか?
どちらも美味しく秋刀魚を楽しめますが、ワインを一緒に楽しむときは少し変化を加えます。
ポン酢、正確にはすだちポン酢ですが、こちらはすだち特有の爽やかな風味が加わるので、ワインにもその風味と調和させる要素が必要。そこで合わせるのは、
●クレマン・ド・リムー キュヴェ・ユージェニー NV アンテッシュ(スパークリングワイン)3,000円(税別)
もとより、グリーンハーブの爽やかな印象があるスパークリングで、すだちの風味を生かしつつ、秋刀魚の脂を上手く受け止めます。
そして醤油の場合ですが、こちらには
●ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ 2021 ジャン・フルニエ(赤ワイン)4,600円(税別)
醤油の豊かな風味と旨味が加わることで、フルニエのブルゴーニュ・ルージュの豊富でかつ繊細な味わいにドンピシャ!2021年はより繊細なヴィンテージなので、料理全体をグッと高級な雰囲気に仕上げてくれます。
もちろん、前述のシラーとサンシニアンは醤油とポン酢どちらでもOKです。
ちなみに、醤油とポン酢は里山辺にある大久保醸造さんのものです。風味が段違いで本当に美味しいんです…。松本市の近くにお住まいの方は是非訪ねてみることを強くおススメします!蔵元で販売もしてますよ
皆さん、秋の味覚を存分に楽しみましょう♪