うなぎとワイン

まず、うなぎというのは淡水魚の旨みの食材なのです。実際、白焼をわさびや岩塩で食べると華やかさが増すのに対し、海塩で食べるとエグ味が若干…ここは間違い無さそう。他の淡水魚と違うのは圧倒的な脂の量でしょうか。


写真の様にピュリニー・モンラッシェやバシュレ・モノの白で合わせましたが、どれも上手くいかず…この淡水魚のミネラルが前者のワイン達のミネラルとズレるのです。ところが、レシュノーの赤、オート・コート・ド・ニュイは抜群に合うんです❗️このレシュノーのワインには特徴的な柑橘、山椒に近い風味があり、それがうなぎの旨みと脂にベストマッチ‼️


良く白い食材には白ワインをと聞きますが、決してそれだけではありません。時にはある赤ワインでも美味しく楽しめるのです。
ちなみに、白ワインでは白焼にはミクルスキーの白が最高です。こちらも以前の岩魚やニジマスといった淡水魚に合うワインですので。そして、蒲焼の場合はタレの味が支配的になるので、レシュノーやロルジュリルのサンシニアンがオススメです!